明けましておめでとうございます。子ども達の健やかな成長と保護者・地域の皆様のご多幸を心より願っております。
3学期がスタートし、子ども達が元気に登校してきました。始業式では、3学期の目標を力強く発表してくれました。それぞれの表情には希望とやる気が満ちあふれています。3学期は、学年のまとめの学期です。冬休みに蓄積したエネルギーを基に充実した学校生活を送らせたいものです。
出前講座が行われました。
「沖縄リサイクル運動市民の会」の眞喜志さんが来校し、環境学習プログラムを実施しました。これは、普段の買い物に付随してくるゴミに着目するゲームです。子ども達は、カレーを作るという設定で模擬店で買い物をし、付随してくる容器やレジ袋等の材質や処理の仕方、環境への影響について学習します。ゴミの現状が分かったら、ゴミを減らすためにはどうしたらよいかを考え、その後、考えたアイディアを生かして、再度買い物ゲームにチャレンジします。そして、1回目の買い物と2回目の買い物との違いを比較しながら考察していきます。子ども達は、普段のあたりまえに行っている買い物でも、環境に負荷を与えていることを実感している様子でした。
ヤンバルクイナの棲息調査を行いました。
環境省の成田さんと大嶋さん、エンデミックの上開地さん、ぶながやーの石井さんの協力のもと、ヤンバルクイナプレイバック調査に行ってきました。まず、ヤンバルクイナの生態や、コンパスの使い方や記録の仕方等、調査の方法について教えた頂きました。その後、3つの班に分かれて、奥集落内のそれぞれのポイントに移動して調査が始まりました。ヤンバルクイナは、他のヤンバルクイナの鳴き声に対して鳴き返してくるという習性を利用して、集落内の防災スピーカーからヤンバルクイナの鳴き声を流し、どの方角からどれだけ鳴き返しがあったかを地図上に記録していきます。記録した地図を学校へもちかえり、奥区に棲息しているヤンバルクイナについてみんなで考察してまとめました。
宿泊学習2日目は、朝食づくりからです。ソーセージを炒めて、具材をはさんでホットドックの出来上がりです。多めに作りましたが、みんなで完食です。お腹を満たした後は、宿泊したバンガローをきれいに掃除して、チェックアウトの準備です。つつじエコパークを後にして向かったのは、東村慶佐次のマングローブ林です。シオマネキやテナガエビ等のマングローブに棲息する生き物を観察することができました。次に向かったのは、大宜味村のシークァーサーパークです。ここでは、シークァーサーの種類や加工品などを学ぶことができました。最後は沖縄そばを食べて1泊2日の宿泊学習の全日程が終了しました。5年生1人での宿泊学習でしたが、たくさんのことを体験し充実した宿泊学習になりました。今回の経験を今後に生かしていってほしいと思います。